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4月から運行を開始する燃料電池バス=神戸市中央区加納町6
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4月から運行を開始する燃料電池バス=神戸市中央区加納町6
燃料電池バスのオリジナルトミカ((C)TOMY)
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燃料電池バスのオリジナルトミカ((C)TOMY)

 神戸市は4月1日から水素で走る「燃料電池バス」の運行を始める。市で初めての導入で、2路線を走る。運行開始を記念し、オリジナルのミニカー「トミカ」も抽選販売される。

 温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向け、市が取り組む「水素スマートシティ神戸構想」の一環。トヨタ自動車が2018年に開発した「SORA」1台を導入する。

 市交通局によると、燃料電池バスは水素と空気中の酸素を反応させて発電するため、二酸化炭素(CO2)などを排出しない。モーターによる走行で騒音や振動が抑えられ、快適な乗り心地という。

 車体は神戸の海や空をイメージし、青色を基調とした。災害時には避難所などで電力を供給することができ、目安として、体育館で使用する4、5日分の電力を賄える電源供給能力を備えているという。

 燃料電池バスは、神戸駅前と市民福祉交流センター前をつなぐ7系統と、三宮駅前と新港町を走る同町系統で運行する。

 運行開始に合わせ、SORAをモデルに製作したトミカが抽選で販売される。価格は税込み1200円。1人5個まで購入できる。「沿線NAVI」のホームページで4月5日午後2時~19日午後2時に申し込みを受け付ける。

 当選はメールで通知し、当選者は同28日以降、三宮駅前の市バス・地下鉄お客様サービスコーナーで購入する。

 同局の担当者は「実際にバスが走り出すのと同じ時期にぜひ手元に置いてほしい」とPRしている。(名倉あかり)

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