神戸市の三宮・東遊園地(同市中央区)で進められていた再整備がほぼ完了し、4月7日にグランドオープンする。親子の遊び場、ビジネスマンの息抜きの場、音楽や農業のイベント会場…。都心のオアシスとして市民にもなじみの深かった場所は、どう生まれ変わったのか。
■エントランス「みちのひろば」
フラワーロードの歩道と一体化させ、公園内に自然と足が向くような動線を意識した。目線の高さでうっそうとしていた木々は一部を除いて取り除かれ、公園中央部の「芝生ひろば」までまっすぐ見通せるようになった。
入り口すぐの右手にはなだらかな斜面を利用した植樹が彩る。時間になれば一帯の噴水がしぶきをあげ、涼しさと明るさを演出する。入り口から芝生ひろばまではフラットで段差がなく、バリアフリーに配慮したつくりになっている。
■芝生ひろば
大、小2カ所の芝生空間が隣接し、合わせると以前より約3割広い約4千平方メートルの空間に。さまざまな催しの会場として利用される。そばにはシェード付きのベンチやバリアフリー対応のトイレも設けられた。
ひろばから周囲を見渡せば、公園を囲む木々の上にビル群がのぞく。まさに、都心のオアシスだ。緑の地面に身を預け、少し広くなったように感じる空を眺めていると、日頃の喧噪(けんそう)を忘れさせてくれそうだ。
■見晴らしひろば
地下駐車場の出入り口にあたる公園北側の一帯は、高さ約3メートルのなだらかな丘のよう。一方の斜面は季節の植栽が華やかに覆い、別の斜面には腰かけるのにぴったりな高さの段差が棚田のように重なる。
頂上部分はテラスになっており、カウンターテーブルや曲線のベンチが並ぶ。「弁当を持ち寄ってランチをしたり、気分を変えてテレワークなんかをしてみたり」と市担当者。過ごし方のアイデアはさまざまだ。
■拠点施設「アーバンピクニック」
コンセプトは「みんなのキャンパス」。カフェレストランに屋外図書館、催しなどができるレンタルスペースがあり、運営法人の村上豪英代表は「神戸の中心のこの場所から文化を発信していきたい」と話す。
建物は「外部と内部がゆるやかにつながる空間」を目指し、キャンプで使うタープをイメージして設計。芝生ひろばの開放感を損なわないよう、壁をガラス張りにしたり通路を設けて向こうを見通せるようにしたりと、建物の圧迫感を減らす工夫がなされている。東側の外壁面は市民からの寄付で運営する本棚に。コーヒーを片手に、緑に囲まれてページをめくる。そんなぜいたくな時間が過ごせる。
入居するカフェレストラン「ウィークエンド」は、神戸を中心に関西で7店舗を展開する。テラスやソファなど計約70席あり、神戸牛のハンバーグや淡路産タマネギを使ったパスタなど地元を意識したレシピを味わうことができる。カフェメニューのテイクアウトも可能。営業時間は午前11時半~午後10時(テイクアウトは午前10時~午後9時)。
(竜門和諒)

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