教員確保へ部長新設 神戸市教委人事、女性管理職は8人増の132人

2023/4/2 05:30神戸新聞NEXT

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　神戸市教育委員会は、市立学校園の教職員ら１７１４人の１日付人事異動（退職者は３月３１日付）を発表した。深刻化する教員不足に対応するため、総務部に人材確保対策担当の部長を新設し、濱田直勝・前地区統括官が就いた。校長や教頭など管理職のうち女性は２０２２年度比８人増の１３２人で、割合は２０・１％と２２年度より上がった。

　濱田部長は教員としてキャリアを積み、布引中教頭や本山中校長、地区統括官兼学校支援調整担当部長などを歴任。今後、未配置への対応や採用活動などを統括するという。

　教員の配置では、新卒者が２２年度比で２１２人増の４５８人だったことを受け、ベテランとのバランスを調整。子育て中の教員を自宅から通いやすい学校に配置するなど、働きやすさも考慮したという。（大橋凜太郎）

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