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新設されたモニュメントの前で愛犬を撮影する来場者=道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」
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新設されたモニュメントの前で愛犬を撮影する来場者=道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」

 神戸の人気撮影スポットとして知られるモニュメント「BE KOBE」の第4弾が、道の駅「神戸フルーツ・フラワーパーク大沢」(神戸市北区大沢町上大沢)に完成した。今回は、設置場所にちなんだ地元の茅を使用したことが特徴で、風合いの経年変化も楽しめるようになっている。(大高 碧)

 「BE KOBE」は、神戸開港150周年を記念して、神戸市が2017年に、メリケンパーク(同市中央区)に第1弾を設置した。「BE-」という言葉には、「神戸の魅力は人」という理念を込めている。第2弾はポーアイしおさい公園(同)、第3弾はつくはら湖(北区)の湖畔に設置されている。

 第4弾は、神戸市内の民家で実際に使われていた古い茅を活用。モニュメントの制作を担った茅葺(かやぶ)き職人集団「くさかんむり」(北区淡河町)の相良育弥代表(43)によると、神戸市には茅葺き民家が約700棟あるという。うち9割の民家が職人不足などの理由から手入れが行き届かなくなり、茅葺き屋根を金属板で覆っている。

 「茅葺きは日本の文化」と相良さん。「金属板の下で眠っている茅葺きの可能性を知ってもらうため、現代風に活用した」とPRする。

 モニュメントの設置場所を管理する神戸市経済観光局農水産課は「これまで以上に多くの人が集える場所となり、里山・農村地域の魅力発信と活性化につながれば」と期待をこめる。

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