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ボートピア神戸新開地の入り口にお目見えした鮮やかな壁画=神戸市兵庫区新開地4
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ボートピア神戸新開地の入り口にお目見えした鮮やかな壁画=神戸市兵庫区新開地4

 公園や消防署、ネコのカラフルな絵が下町のにぎやかな雰囲気を演出する壁画が、ボートピア神戸新開地(神戸市兵庫区新開地4)にお目見えした。39人の子どもが描いた原画を基に、アーティストの川田知志(さとし)さんが構成・編集。新たな名所が生まれた。

 英語で「壁画」と「芸術」を意味する言葉を組み合わせたミューラルアートと呼ばれる作品。かつて芸能・芸術が栄えた街を再生し、文化に触れる場にしようと制作され、「まちの坪庭(つぼにわ)」と名付けられた。

 きっかけは2022年に神戸アートビレッジセンターで行われたワークショップ。3歳から小学6年生までを対象に、新開地を題材にした絵を描く講座が開かれた。講師には六甲山の自然を舞台に現代アートを披露する祭典「六甲ミーツ・アート」で受賞歴がある川田さんが招かれた。

 共催した神戸市の井関和人・文化交流課長(50)は「新開地は道路やアーケードに芸術があふれている。さらにアートに触れる機会を増やし、多くの市民に足を運んでもらい盛り上げたい」と期待する。

 29日には中核施設でもある神戸アートビレッジセンターが「新開地アートひろば」にリニューアル。文化色の濃い街が創出される。(小野坂海斗)

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