釣り銭の準備や計算ミスなど、何かと大変な文化祭のお金問題。管理を効率化して負担を減らそうと、星陵高校(神戸市垂水区星陵台4)の生徒たちが、独自のキャッシュレス集計システム「星陵ペイ」を開発した。模擬店などで客がQRコードを表示し、店側がスマホカメラで読み取ると会計が終わり、後日まとめて請求する仕組み。5月に開かれた「第73回星陵祭」で本格的に使ってみると-。(小野坂海斗)
コロナ禍前の星陵祭は、当日に受付で現金購入した金券を使っていた。釣り銭の準備も必要な上、計算間違いのトラブルも多かったという。お金を管理する生徒会の負担を減らそうと、科学同好会顧問の杉木勝彦教諭が会の研究テーマに据え、開発に着手。先輩の研究成果を引き継ぎ、3年生の高野倖太朗さん(17)と織田竜輝さん(17)を中心に取り組んできた。
開発は県立高校に導入されているグーグルのアプリを活用し、2年をかけた。高野さんは「10回試して1回うまくいけばいい方で、試行錯誤の繰り返しだった」と振り返る。
昨年、生徒限定で開催された星陵祭で試験運用したところ、集計が重複するなどの不具合が発生。プログラムを修正し、今年の文化祭で本格的に使うことにした。
当日、星陵ペイを使ってポップコーンを購入した同校1年の生徒(15)は「お釣りのやりとりがなく、とても便利」と歓迎した。文化祭後にクラス役員が代金を集金するため、完全にキャッシュレスとはいかないが、お金の管理の手間は大幅に軽減された。
文化祭で使った結果、昨年(1日)は、取引回数を重複してカウントするなど、約380件のトラブルが起きたが、今年(2日間)は、店側の操作ミスなど約20件だった。他校から星陵ペイの仕組みを導入したいという依頼もあるという。
来年以降は、コロナ禍の制限がなくなり、星陵祭に一般客の来場も想定される。運用に携わった2年の野田伊織さん(16)は「先輩たちの研究を参考に、よりよい運用方法を考えたい」と語った。

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