「税金は~♪いろんなものに使われているよ~♪」の歌に合わせ、仮面やベルトを身に付けたスーツ姿の男女が、キレッキレのダンスを見せる。この動画、実は神戸市職員の有志が「完全業務外」でつくったらしい。作品から熱意だけは伝わってくるが、ユーチューブの再生は約500回(6月4日時点)といまいち。「もうちょっと見てあげて!」とエールを込めて、制作の経緯を取材してみた。(井沢泰斗)
■きっかけはコロナ禍
歌詞が示す通り、タイトルは「税金ミュージカル ぜいきんって、なあに?」。市税務部収納管理課という堅そうな部署の職員ら18人が、休日返上でつくった。
税金について娘に尋ねられた母親が返答に困ると、5人の「税金マン」が現れ、なぜか踊りながら動物園や図書館、消防車などが市民の税金でつくられていることを教えてくれる-というストーリーだ。
制作のきっかけは新型コロナウイルス禍。同課の林昭彦課長(50)は着任した昨年4月、感染対策のために職員同士のコミュニケーションが図れないことに悩み、全課員と面談した。すると、音楽や動画制作などそれぞれに特技があると分かり、同7月に「税金ミュージカル」のプロジェクトが発足した。
■職場の総力を結集
早速、秋田県で地域おこし協力隊員として活動した経験があり、フットワークが持ち味の小原拓万さん(38)がほぼ1日で歌詞を完成させた。さらに大学院でピアノを専攻していた西口友里さん(29)が作曲を担当。市営地下鉄駒ケ林駅のストリートピアノを使い、林課長と3人で歌の改良を重ねた。
ほかの職員の特技も生きた。衣装は裁縫が得意な女性職員が100均で買った紙と布で手作り。若手職員のダンスチームが「税金マン」役を買って出てくれた。
撮影は寒さ厳しい昨年11~12月。2日間かけて職場の新長田合同庁舎や王子動物園、メリケンパークなど9カ所でロケを敢行した。ポートタワーから撮影用ドローンを飛ばす計画は法律の壁で頓挫したものの、職場の総力を結集した動画は今年2月に完成した。
■バズり、炎上もなく
しかし、公務ではないので、18万人の登録者を誇る市のユーチューブ公式チャンネルには投稿できない。仕方なく、小原さんが秋田時代に開設した「K’Channel」(登録者20人)に公開したものの、バズることも炎上することもなかった。
ちゃっかり父親役として出演した小原さんは言う。「せっかく頑張ってつくったので、もうちょっと再生回数を伸ばしたいんです」
そんな思いに応え、動画は神戸新聞のユーチューブチャンネルでも公開中。「税金ミュージカル」で検索するとヒットする。

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