神戸市は4月から、大規模災害時に救急医療などを担う「災害対応病院」に市内5病院を追加指定し、全9区に配置した。県指定の「災害拠点病院」(市内4機関)に準じる医療機関に位置付けられ、重症患者に対応する。(金 旻革)
従来の6病院=表=に加え、六甲病院(灘区)▽神戸労災病院(中央区)▽神鋼記念病院(同)▽神戸医療センター(須磨区)▽神戸中央病院(北区)-を新たに指定した。
市によると、災害対応病院は市立医療センター中央市民病院(中央区)など災害拠点病院とのすみ分けが不明瞭だった。全区になかったこともあり、医療機関から「来院した被災者をどこにつないだらいいのか分からない」などの声が上がっていた。
























