「この苦しみはいつまで続くのか」。神戸市北区で２０１０年、高校２年の堤将太さん＝当時（１６）＝が刺殺された事件から、４日で１４年となる。殺人罪に問われた当時１７歳の被告の男（３１）は一審で懲役１８年の判決を受け、現在控訴中。神戸地裁では、遺族らが損害賠償を求めた民事訴訟も進行している。父親の敏さん（６５）は「望んでいるのは真摯（しんし）に謝ってもらい、早く区切りをつけてくれることだけ」。ただ、被告らからの謝罪はまだない。（森下陽介）
神戸・北区高2刺殺事件から14年 被告の男ら、いまだ謝罪なし 遺族「苦しみいつまで」
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