部活の運営主体が学校から地域団体に移行する取り組みについて説明する福本靖教育長=神戸市役所
部活の運営主体が学校から地域団体に移行する取り組みについて説明する福本靖教育長=神戸市役所

 神戸市教育委員会は、市立中学校の部活動の運営主体が2026年9月に学校から地域団体に完全移行することを受け、具体的方針を公表した。生徒の希望に応じて校区を越えた活動が可能になり、複数や従来なかった種目にも取り組める。来年1月中旬から活動団体を公募し、早ければ同9月から先行スタートする。(久保田麻依子)

 部活の地域移行は、教職員の働き方改革や少子化による部員の安定的確保などを視野に、国が22年にガイドラインを策定した。