昨年の祇園まつりの様子。無病息災を願い、氏子らが茅の輪をくぐった=神戸市兵庫区
昨年の祇園まつりの様子。無病息災を願い、氏子らが茅の輪をくぐった=神戸市兵庫区

 「平野の祇園さん」として親しまれている祇園神社(神戸市兵庫区上祇園町)で7月13~20日、恒例の「祇園まつり」が開かれる。神楽の奉納や子どもみこし巡行があるほか、境内や参道には約70の露店が並ぶ。

 夏の風物として知られ、毎年約8万人が訪れる。直径約2メートルの茅(ち)の輪が境内に置かれ、くぐって無病息災を願う。期間中は毎日午後6~9時、巫女(みこ)が神楽を奉納する。

 幼稚園児や小学生らによる子どもみこしは地区別に4組に分かれて巡行。19日午後8時からは神戸を拠点に活動するボタンアコーディオンデュオの演奏もある。

 札所には茅の輪を模した「茅の輪守り」などが並ぶほか、祇園まつり限定デザインの御朱印も頒布される。

 期間中は周辺道路で交通規制を実施。周辺に駐車場がないため、同神社は公共交通機関の利用を呼びかけている。

 祇園まつりのサイトはこちら