阪神・淡路大震災で被害を受け、神戸市による復興市街地再開発事業が進められた新長田駅南地区。昨年11月に事業は完了したが、当初掲げられた「住民主体のまちづくり」の道は険しく、周辺の商店街ににぎわいは戻っていない。12日告示の市長選でも論点になりそうだ。(長沢伸一)
■神戸ながたTMO解散
新型コロナウイルス禍の2022年6月、一つのまちづくり組織の解散が決まった。「神戸ながたTMO」。再開発地区周辺にある六つの商店街などが主導し、地元企業などが出資した株式会社だ。
阪神・淡路大震災で被害を受け、神戸市による復興市街地再開発事業が進められた新長田駅南地区。昨年11月に事業は完了したが、当初掲げられた「住民主体のまちづくり」の道は険しく、周辺の商店街ににぎわいは戻っていない。12日告示の市長選でも論点になりそうだ。(長沢伸一)
■神戸ながたTMO解散
新型コロナウイルス禍の2022年6月、一つのまちづくり組織の解散が決まった。「神戸ながたTMO」。再開発地区周辺にある六つの商店街などが主導し、地元企業などが出資した株式会社だ。