サッカー関西リーグ1部のバサラ兵庫(神戸市西区)は7日、日本フットボールリーグ(JFL)昇格を懸けた全国地域チャンピオンズリーグ(CL)に出場する。抽選で入った予選B組は岩手県開催。クラブは公式ウェブサイトを通じて遠征費に充てる寄付金を募っている。
バサラ兵庫は兵庫県明石市の社会人チーム「FC EASY02」の譲渡を受け、23年に始動した。運営法人の理事には元日本代表FW岡崎慎司さん(滝川第二高出身)が名を連ね、今季掲げた方針は「5年以内にJリーグ」。J1セレッソ大阪からGK清水圭介(同)、J1ヴィッセル神戸からMF中坂勇哉らを招き、今年5月には天皇杯全日本選手権に初出場するなど着実に前進している。
10月には、上位3チームに地域CLの出場権が与えられる全国社会人選手権で準優勝。エースFWの松原大芽ら一部の主力をけがで欠きながら5日間で5試合という過酷日程を走り抜いた。
地域CLの予選は3組に分かれて行われ、バサラ兵庫は11月7日に福山シティ(広島県)、8日に東京ユナイテッド、9日にコバルトーレ女川(宮城県)と対戦する。各組の1位チームが20日に千葉県で開幕する決勝ラウンドに進み、2位でも3組の2位同士の比較で勝ち点など成績が最上位であれば、同ラウンドの出場権を得られる。
バサラ兵庫は青森県開催だった先月の社会人選手権に続く東北遠征。活動費を補うため、支援を募ることを決めたという。(有島弘記)



          
        
          
      
      
      
      
      














          


          
        
        



