阪神・淡路大震災は17日、発生から31年となった。犠牲者を追悼する六間道商店街(神戸市長田区)の行事「1・17ロッケン灯明のつどい」があり、子どもたちが灯籠をともし、地域住民ら約70人が黙とう。炊き出しのかす汁などを味わいながら、住民らが震災時の街の様子を子どもらに語った。(津田和納)
記憶を語り継ごうと、チャリティーショップ「したまちのえきロッケン」が2024年から開催。近くの幼稚園や小学校の子どもや地域住民らが制作した紙灯籠約500個に、2歳から90代までがイラストやメッセージを書き込んだ。
午前5時過ぎ、子どもたちが灯籠を並べて火をともすと、「つなぐ」などの文字が浮かび上がった。震災の発生時刻に合わせて黙とうをささげた後、かす汁やコーヒーを飲みながら交流。当時を知る住民が、自身の被災の状況を思い出しながら語った。
「若い世代で新たな追悼の場をつくりたかった」とショップを運営する合田昌宏さん(52)。コミュニティーのつながりを深めようと年数回集まり、準備を進めてきた。「普段は顔を合わせない人にも来てもらえた。これを機に新たな絆が生まれれば」と語った。
神戸市立真陽小学校5年の児童(11)は「長田に来る全ての人に震災のことを伝えたい」と話していた。























