川を埋めた遺体、炎に逃げ惑う人々、「子どもを返せ」とにじり寄る瀕死(ひんし)の女性…。原爆投下直後の広島の街を描いた切り絵が舞台に映し出され、抑えた語りとマリンバの音が響く。
戦後80年の昨年、43年ぶりに復刊された「きり絵画文集 原爆 ヒロシマ」。そのきっかけになった朗読劇の制作や上演に携わる。
終戦から3年後に広島で生まれ、原爆で生徒ら300人以上が亡くなった広島女学院で学んだ。50年ほど前から東灘区で暮らし、阪神・淡路大震災では自宅周辺で多くの建物が倒壊した。
「広島で生まれ、震災を生き残った者として、何ができるのだろう」























