神戸市のごみの分別キャラクター「ワケトン」などで有名な神戸市兵庫区在住のイラストレーター、山崎秀昭さん(57)が、555個という世界一間違いが多い「間違い探し」を制作したとして、ギネス世界記録に認定された。画業30年記念の取り組みで、ファンから募った思い出の写真を素材に、各縦2・5メートル、横5メートルの一対の作品に仕上げた。(尾仲由莉)
山崎さんは、「ザ・ロケット・ゴールド・スター」のペンネームで活動。ワケトンやQ・B・Bチーズの「Qちゃん」などのほか、大手ファミリーレストランのキッズメニューに載っていた間違い探しを手がけている。
その傍ら、全国の小中学校などで2コマ漫画を作る特別授業に積極的に参加。30年の節目に合わせ、クラウドファンディング(CF)を活用して間違い探しを制作し、集まったお金を子どもたちの支援団体に寄付することにした。
間違いの数は、「GOGOGO」と前進するイメージを込めて555個に設定。今年5月に取りかかり、8月1日に完成させた。
14日にギネス世界記録に認定され、23日に兵庫区役所でお披露目された。黄色の背景に、七五三をお祝いする家族やヘルメットをかぶった作業員、ペットのイヌやネコなどのイラストがびっしり。応募したファンら約350人が順番に観賞し、自分たちのイラストを見つけて「いたいた!」と声を上げていた。
ギネス世界記録の認定証を受け取った山崎さんは「間違いの数が多くて、一個一個を書き分けるのが大変だった。神戸で活動を続けるので、今後も応援してほしい」とあいさつした。
20年来のファンという同市中央区のパート従業員、黄朋子さん(56)は、子どもの誕生日をお祝いしたときの家族6人の記念写真を応募。「一人一人の表情や雰囲気がイラストに再現されていた。山崎さんの作品の一部になれて感慨深い」と喜んだ。
完成品は、2枚並べて各地で巡回展示する予定。詳細は、ザ・ロケット・ゴールド・スターのX(旧ツイッター)の公式アカウント(QRコード)で紹介する。(尾仲由莉)
























