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全国大会で演奏予定だった「鳶の翼」を地域行事で披露するメンバー=三木市志染町三津田、三木総合防災公園
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全国大会で演奏予定だった「鳶の翼」を地域行事で披露するメンバー=三木市志染町三津田、三木総合防災公園
最後の演奏風景を収めた動画(ユーチューブより)
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最後の演奏風景を収めた動画(ユーチューブより)

 兵庫県三木市の和太鼓グループ「別所ともえ太鼓会」で、中高生が中心のジュニアチームが、メンバー不足によって活動を休止した。有終の美を飾るはずだった全国大会が中止となったため、地域行事のオープニングセレモニーが最終公演に。そこで、現チーム最後の日の演奏風景を撮影、編集した動画2本を、万感の思いを込めて「ユーチューブ」に投稿した。(大橋凜太郎)

 1996年に発足した同会。ジュニアチームは全国大会の常連で、現チームも出場を決めていた。演奏予定だったのは、リーダーの大谷慎太郎さん(19)が作曲した「鳶(とび)の翼」だ。トビをチームのメンバーになぞらえ、大空を舞う様子を全身で表現。細部まで突き詰めたという演奏は、全国を前に円熟期に達していた。

 全国大会は当初、昨年3月に名古屋市で予定されていたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて同8月に延期。再度、今年1月へと延期されたが、中止が決まってしまった。

 コロナ禍で演奏機会が軒並み失われ、練習できない期間もあって、一時、チームの士気は下がっていた。だが、そこに地域行事での演奏依頼が舞い込んだ。当日は、これまでの思いをぶつけるように、躍動するような演奏を披露したメンバー。会場から自然と拍手が湧き起こった。

 大谷さんは「全国で締めるつもりでやってきたので悔いは残るが、大会のためだけに練習してきた訳ではない。小さな子から年配の方にまで見てもらえて良かった」とうなずいた。

 最終公演の直後には、別会場で保護者への感謝を示すための演奏を披露し、多くの人に見てもらおうと2本の動画にまとめた。鼓主の前田千春さん(66)は「みんなの気持ちが一つになって、すごく良い音が響いていた。心身ともに成長したとつくづく思う」と目を細めていた。

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