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三木市民に長年愛される「巻カステラ」
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三木市民に長年愛される「巻カステラ」
三木市本町3、和洋御菓子司明月堂
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三木市本町3、和洋御菓子司明月堂

■生地の間にリンゴジャム

 しっとりとした生地にかぶりつくと、優しい甘みが口いっぱいに広がる。甘みを追うようにリンゴジャムのほのかな酸味が鼻を抜ける。

 「巻カステラ」は、1953年ごろ、店の職人が甘みを少し抑えた生地を作ったことがきっかけだった。定番の長崎カステラと一線を画すため、「違いを出すために巻いた」と山本辰夫会長(84)は振り返る。控えめに塗ったリンゴジャムは巻いたカステラをつなぎ、生地の味を邪魔しないように甘みを抑えた。

 卵や砂糖、小麦粉、水あめを使い、手作りの製法も発売当初から守り続けてきた。「赤ちゃんから年配の人まで幅広く食べてもらえる」と妻の康世社長(79)。

 あっさりして、やわらかくて-。職人が焼いた生地を初めて食べた瞬間を懐かしむ山本会長。看板商品となった伝統の味は、絶えず変わらず、受け継がれていく。(篠原拓真)

【メモ】1955年の全国菓子観光大博覧会で名誉大金賞牌を受けた逸品。半本(5切れ)で730円。酒米山田錦にちなみ、皮を米俵の形にした「俵もなか」(145円)や、ゆずが香る白あんを使った「酒壺の里」(130円)も並ぶ。本店は三木市本町3の3の21。TEL0794・82・2341

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 兵庫県三木市内の洋菓子店、和菓子店を随時紹介します。

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