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害虫や病気の被害を防ぐために農薬を散布する無人ヘリ=三木市吉川町実楽
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害虫や病気の被害を防ぐために農薬を散布する無人ヘリ=三木市吉川町実楽

 80センチほどに生育した山田錦の上空を縦横無尽に飛ぶ機体。お盆明けの週末、兵庫県三木市吉川町実楽の田んぼで無人ヘリによる薬剤散布があった。農薬はウンカやカメムシなどの害虫、穂や葉を枯らす「いもち病」の発生を防ぐ。実楽営農組合の西田昇一組合長(71)は「お盆過ぎはウンカやカメムシの発生時期。品質を守るためにも絶対に外せない」と話す。

 風が比較的安定する早朝5時半。無人ヘリが田んぼを行ったり来たりし、機体から霧状に薬剤を噴出。ヘリを操縦する男性らが対象範囲以外へと散布が広がらないよう、注意しながら作業を進める。

 同営農組合では、2000年ごろから無人ヘリの活用を始めた。以前は田んぼにホースを渡して2人で持ち、ホースの長さを調整しながら田んぼの端まで動いた。互いが呼吸を合わせるため、西田組合長は「夫婦仲が試されたんや」と冗談めかす。現在はヘリの導入で1ヘクタール最短約10分で済み、スピード化が進んだ。

 同営農組合の山田錦は、9月上旬には出穂し始める見込み。8月の雨が影響し、イネの茎が軟らかい状態が続けば、山田錦は穂の重みで倒れやすくなる。「今からどれだけ日照不足を回復できるか」。天候をにらみ、気をもむ日々が続く。(篠原拓真)

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