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つやつやとした光沢が目を引く志染茄子=三木市内
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つやつやとした光沢が目を引く志染茄子=三木市内
きれいなツヤが印象的な志染なす=三木市細川町豊地
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きれいなツヤが印象的な志染なす=三木市細川町豊地
きれいなツヤが印象的な志染なす=三木市細川町豊地
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きれいなツヤが印象的な志染なす=三木市細川町豊地

 兵庫県三木市名産の「志染茄子(なす)」が出荷最盛期を迎えている。6月から収穫できる夏野菜だが、夏場にいったん幹を切って収穫を休止。再び実を付けたものを、秋ナスとして8月末ごろから出荷する。皮が薄くて柔らかい特徴があり、生産者は「焼きや煮炊き、天ぷら。どの調理で食べてもおいしい」と自負する。

 志染茄子は約65年前に志染地区で栽培が始まったとされる。当時は志染地区だけで40軒が生産していたといい、最盛期は1日で約12トンを出荷していた。近年は高齢化で作り手が減少し、現在は志染、細川、口吉川町の7軒が年10トン強(2020年)を生産。市場を通じて料亭やスーパーマーケットなどで流通している。

 栽培方法に特徴があり、6月下旬から収穫を始め、8月に「切り戻し」の作業を実施。通常は少し枝を残して伐採するというが、志染茄子は切り込みが深く、2、3枚の葉を残して幹自体をひざ丈ほどの高さで切り落とす。この作業で夏の猛暑で落ちる樹勢を取り戻し、秋に立派な実ができるという。

 山あいにある小山千秋さん(75)=同市=の畑(約8アール)では、約450本が植えられ、午前6時すぎから夫婦で収穫作業に汗を流す。光沢のあるナスは、収穫後に日差しが当たるとつやが落ち、朝一番が勝負。小山さんは「水や肥料が足りているか。常に状態を観察し、わが子のように育てる」と秘訣(ひけつ)を明かす。

 生産指導するJA兵庫みらい三木営農生活センターの多鹿文彰さん(39)は「料理のプロも評価する伝統野菜。栽培方法が途切れないように生産者を広げていきたい」と話している。(篠原拓真)

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