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色づきを見せ始めるカイノキを前に笑顔で話す西山博文さん(左)と丹子さん=三木市本町
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色づきを見せ始めるカイノキを前に笑顔で話す西山博文さん(左)と丹子さん=三木市本町

 兵庫県三木市本町の西山博文さん(80)、丹子(たみこ)さん(77)宅でカイノキの葉が色づき、赤、黄、緑色のコントラストが際立っている。苗から育て、自宅のわずかな土地に移植したカイノキだが、「幹の大きさを見るとここではもう限界」と伐採も検討中。2人は「自慢のカイノキを多くの人に見てもらいたい」とほほ笑む。

 西山さん夫妻は2005年、岡山県備前市の特別史跡「旧閑谷(しずたに)学校」を訪れ、美しい紅葉を見せるカイノキに感銘を受けた。その際に入り口で年賀はがきを購入し、プレゼントとしてカイノキの苗を受け取った。

 10センチほどの苗は植木鉢で生育。10年前に玄関先に移植し、剪定(せんてい)を繰り返した。カイノキは2階近くまで成長し、小さな土地は幹で埋まるほどになった。

 「息子や孫にも切ることを勧められ、2、3年で切らなあかんかな」と丹子さん。2代目を育てようと挿し木にも挑戦するが「最後ぐらいは日の目を見てほしい」と自慢の木を見上げる。

 カイノキはこれから見頃を迎えるとみられ、2人は「通りかかったらちょっと見上げて見てほしいね」と話した。(篠原拓真)

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