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対面せず、電話などで高齢者をだます特殊詐欺の寸劇を披露する関西国際大の学生=三木南交流センター
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対面せず、電話などで高齢者をだます特殊詐欺の寸劇を披露する関西国際大の学生=三木南交流センター

 関西国際大人間心理学科の学生が、自らが学んだ特殊詐欺被害の手口や予防法を高齢者に伝える催しが三木南交流センター(兵庫県三木市福井)で開かれた。約30人の高齢者を前に13人が寸劇を披露。「電話口・お金の話・それは詐欺」と注意を促した。(長沢伸一)

 学生が社会への貢献活動を通して学びを深める「サービスラーニング」の一環。今回は2~4年生の13人が参加した。事前に特殊詐欺について調べ、三木署生活安全課の内藤智広課長の講義を受けるなど約1カ月かけて準備を進めてきた。

 催しは11日にあり、寸劇では、オレオレ詐欺▽架空請求詐欺▽還付金詐欺-の三つの手口を取り上げた。スクリーンを使いながら犯人役と被害者役に分かれて行った。犯人側の中国人スタッフ役を留学生が演じるなど工夫を凝らした。

 「(孫をかたり)コロナにかかった。新療法で20万円がかかる」と新型コロナウイルス下でのオレオレ詐欺の事例を紹介。留守番電話の活用や、犯人が知らない合言葉を作るなどの防犯ポイントを伝えた。

 老人ホーム開発に伴う名義貸しをピックアップした架空請求詐欺の劇。弁護士を名乗る人物から「名義貸しは犯罪。解決金をレターパックで送れ」とだましてくる手口で、学生は「お金を動かす前に家族に相談を」と強調した。

 還付金詐欺の劇では、犯人グループが巧みな話術で高齢者を無人の現金自動預払機(ATM)へ誘導し、「整理番号」と偽って49万9850円をだまし取るまでの過程を演じた。多くの人が自分はだまされないという意識を持っていることに触れ「今コロナにかからないように懸命に消毒をしているが特殊詐欺もいつ起こるか分からない。コロナのような危機感で対策を」と呼び掛けた。

 警察官を目指しているという3年の女子学生(21)は「うなずきながら聞いてもらえたのがうれしく、一件でも防犯に貢献できれば」と力を込めた。

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