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 兵庫県三木市消防本部は、2021年の各種災害の概要をまとめた。出火数は20年から4件減の26件だったが、建物火災は15件と前年比で5件増加した。野焼きから林野火災、民家火災につながるケースが目立ち、同本部は「事前に気象条件を確認し、火が広がらないように注意を」と呼び掛ける。(長沢伸一)

 火災出動の内訳は建物15件▽林野3件▽車両1件▽その他7件-で、建物以外は、20年から減少した。死者は2人、負傷者は4人で、全焼は4棟だった。

 出火原因トップは野焼きなどを含む「たき火」で、昨年2月にはあぜ焼きから山林に飛び火し、大規模な林野火災が発生。同11月には、たき火が延焼し、家屋が全焼する火事に拡大した。藤本佳久署長は「野焼きなどの際は、風速や乾燥の度合いなどを確かめ、火が広がらないよう注意してほしい。地元消防団らと連携し、大勢で行うことで警戒もできる」と注意する。

 21年は配線器具(3件)、電気機器(2件)、電灯・電話などの配線(1件)が原因の火事が計6件あった。プラグが差し込まれたままのコンセントにほこりがたまってショートする事例があるといい、同本部では定期的な掃除を呼び掛けている。

 救急件数は3764件で(前年比142件増)。新型コロナウイルスの感染は続いているが、ワクチン接種や新しい生活様式の普及で、通院を控えていた人が戻りつつあるという。

 救助は94件(前年比24件増)で、1人暮らしの高齢者の安否確認といった「建物等による事故」が45件で全体の半分近くだった。高齢化に伴い右肩上がりで推移しており、過去5年間の救助出動368件のうち160件を占めている。

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