バイキングレストラン「味彩苑(あじさいえん)」(兵庫県三木市別所町高木)がフードロス削減に取り組もうと、地元産の規格外のイチゴなどを使った「ゆめいちごパフェ」を販売している。木曜、金曜限定メニューで5月末まで。
同店では3年前のオープン当初から、地元農家と協力し、味や品質は規格品と変わらない規格外の野菜や果物を使った料理を提供してきた。輸送コストを抑えるほか、食品ロスの削減につながるという。
新作のパフェは、今年販売を開始した「優芽いちご園」(同町西這田1)と、以前から賞味期限が近いケーキを仕入れていたハーブ工房「みきヴェルデ」(同)のコラボ商品。甘いイチゴと爽やかな風味のハーブケーキを、生クリームやジャムと合わせて仕上げた。大崎拓司店長(26)は「SDGsのことも考えて作った。おいしいイチゴとケーキを味わって」と話す。
4月3日には、オープン3年を記念して、トマトやイチゴなど、地元産の野菜や果物が当たる抽選会を行う。バイキング利用者が対象。
パフェは350円(税込み)。午前11時~午後2時半。火曜休み。味彩苑TEL0794・86・6680
(小野萌海)
