神戸新聞で4月16日からスタートした創作童話「かなしきデブ猫ちゃん」をPRするキャラバンが12日、兵庫県三木市の仲田一彦市長を表敬した。
同童話は、2018年に愛媛新聞で始まり、小説家の早見和真さん(東京都在住)が文を、愛媛県今治市出身の絵本作家のかのうかりんさんが絵を担当する。
松山市の道後温泉に暮らしていた主人公のマル(3歳オス)が、愛媛県内を旅し、仲間たちと出会い、別れ、そして恋をする物語。22年1月までに計3シリーズが同紙で掲載され、NHKでアニメも放送された。現在、神戸新聞で4話まで掲載された。
仲田市長は「金物、酒米山田錦、ゴルフ場が全国にも発信できる三木の“三種の神器”」とPR。「マルにもいつか三木の街を訪れてもらい、その魅力を体感して、発信してほしい」と力を込めた。
マルは、愛媛シリーズの絵本を仲田市長にプレゼントしたり、金物キャラクター「かんなどん」とツーショット撮影したりして交流した。(藤原 学)
