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三木市産の日本酒をPRするディスプレー=三木市観光協会
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三木市産の日本酒をPRするディスプレー=三木市観光協会

 三木市観光協会(兵庫県三木市末広1)が、市の特産品の酒米「山田錦」で醸造した日本酒の販売を始めた。同協会は昨年、再建された神戸電鉄三木駅舎内に移転し、「まちの玄関口」として市の魅力をPRしている。三木駅を起点に市内を巡る観光客らに日本酒を知ってもらい、「酒米日本一のまち三木」を広める。

 これまで市内を訪れる観光客や出張者から「土産用に」「宿で飲みたい」などと、日本酒の入手場所の問い合わせが寄せられていた。同協会は、市ゆかりの日本酒を販売している「道の駅みき」や「山田錦の館」などを案内してきたが、いずれもアクセスには車やバスが必要だった。

 同協会は移転を機に、日本酒を取り扱うために必要な酒類販売免許を取得。今月から市内唯一の酒蔵「稲見酒造」が醸造した日本酒「葵鶴」の販売を始めた。協会内の温かみのある木の棚に、純米大吟醸酒壺(みき)(3870円)▽山田錦しずく(1698円)▽原酒(1193円)▽大吟古酒(3477円)▽純米吟醸寒太郎生酒(1716円、季節限定)-の5種類を並べている。

 酒類販売免許取得により、協会外のイベントでの出店も可能になり、3月に開かれる全国高校・中学校ゴルフ選手権春季大会の会場でも販売する予定。

 職員の田上純子さん(58)は「電車の待ち時間にさっと買うこともできる。ここを拠点に全国に三木の日本酒が届けばうれしい」と期待している。

 火曜定休(祝日の場合、翌水曜休み)。午前9時~午後5時。同協会TEL0794・83・8400

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