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蹄鉄や木材を生かしたオリジナルグッズ=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター
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蹄鉄や木材を生かしたオリジナルグッズ=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター
サンドペーパーと組み合わせた蹄鉄磨きセットも販売=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター
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サンドペーパーと組み合わせた蹄鉄磨きセットも販売=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター
園内の木を使ったスウェーデントーチ=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター
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園内の木を使ったスウェーデントーチ=三木ホースランドパーク・エオの森研修センター

 三木ホースランドパーク・エオの森研修センター(兵庫県三木市別所町高木)が、「幸運のモチーフ」とされる蹄鉄(ていてつ)をフォトフレームに仕立てて、一般販売を始めた。園内の馬が履いていた蹄鉄を洗浄、再利用。以前からパーク利用者の人気を集めていたグッズという。併せて、自分で体験できる蹄鉄磨きセットや、園内の木を使ったキャンプ用のトーチも用意。パークの特色を生かしたさまざまな商品を売り出している。

 蹄鉄は馬のひづめを保護する目的で使われ、同センターの職員松田宏さん(65)によると、約1カ月で交換する。パークには約35頭の馬がおり、1頭当たり毎回4足を履き替えるため、毎月多くの蹄鉄が不要となっていた。

 欧州では、蹄鉄は魔よけや幸せを呼び込むお守りとして伝わる。ホースランドパークの強みを生かそうと、松田さんらは蹄鉄を一つずつ洗浄して磨き上げ、フォトフレームに仕立て直した。あるイベントで参加賞として配布したところ大好評。グッズ化にこぎつけた。ビーズや麻糸をあしらい、幸運を願う英語のメッセージを入れるなど、装飾に工夫を凝らす。

 蹄鉄にサンドペーパーを組み合わせた「蹄鉄磨きセット」は、手作り体験を楽しんでもらうために用意した。磨いた蹄鉄は見違えるようにぴかぴかになる。北米大陸の先住民族の伝統的な魔よけ「ドリームキャッチャー」や、クリスマスリースなど、使い道は幅広い。松田さんは「蹄鉄の形は一頭一頭に合わせ、前足や後ろ足でも違う。世界に一つだけのものを手作りできる」とアピールする。

 また、これから迎えるキャンプシーズンに合わせ、木材を使ったグッズも製作。タカノツメの輪切りを磨いて仕上げる「コースター磨きセット」は、手軽で子どもの工作にもおすすめ。丸太に切り込みを入れた「スウェーデントーチ」は、着火剤と木くずを差し込んで火を付ける。職員は「家族で火を囲んで幻想的なムードを味わって」と勧める。

 価格は、蹄鉄フォトフレーム通常版(2千円)▽装飾に革紐などを使ったフォトフレーム(2200円)▽蹄鉄磨きセット(千円)▽コースター磨きセット(300円)▽スウェーデントーチ(千円)。ホースランドパークの馬事センターやエオの森研修センターで販売。同センターTEL0794・86・1771

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