金物メーカー「神沢鉄工」を視察し、説明を受ける立憲民主党の泉健太代表(左から2人目)=三木市鳥町
金物メーカー「神沢鉄工」を視察し、説明を受ける立憲民主党の泉健太代表(左から2人目)=三木市鳥町

 立憲民主党の泉健太代表が5日、三木市鳥町の金物メーカー「神澤鉄工」を視察した。同社の神澤秀和社長(64)と一緒に、同社工場や製品の販売店などを見て回った後、伝統ある三木金物の技術について「若者たちに引き継げる仕組みが必要」と話した。

 同社は1895年創業で秀和社長が4代目。従業員は35人で、金物や建築道具、木工刃物、ガーデニングツールなどの製造・販売を手がける。2023年には、敷地内に自社製品の展示・販売店を設けた。

 多彩な種類の刃物を目にした泉代表は、同社のなたを使って実際に木材を切断し「気持ちいいですね」と笑顔。神澤社長は「木があるからこそ刃物がある。木と鉄の文化を継承するのが私たちの大事な使命」と強調した。

 その後、泉代表は神戸市西区のシスメックスも視察した。(小西隆久)