両親らの訴えについて説明する代理人の陣内優一弁護士=大阪市北区
両親らの訴えについて説明する代理人の陣内優一弁護士=大阪市北区

 三木市立三木特別支援学校で2020年、人工呼吸器を装着した女子生徒が意識不明の重体になり、両親たちが同市に損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、神戸地裁で言い渡される。女子中学生は昨年3月、一度も意識が戻ることなく亡くなった。両親らは「学校における医療的ケアの在り方を問う裁判。二度と同様の事故が起きないような判決を」と訴える。(小西隆久)