知らない国で知らない言葉を突然、勉強しなければならなくなったら-。海外にルーツがある日本在住の子どもたちが進学に苦しむ現状を考えるフォーラムが16日、三木市本町2の中央公民館で開かれた。日本語の指導が必要な子どもの数が市内でも増えている実情や、県が実施する外国人生徒特別枠選抜入試の課題が報告されたほか、当事者による発表もあった。(小西隆久)
■外国人生徒特別枠選抜入試の制度に課題も
県外国人生徒特別枠選抜研究会や市教職員組合、市国際交流協会などが企画。学識者や教職員、市民ボランティアら約80人が意見を交わした。