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 大人に代わり、家族の世話や家事などを日常的に担う子ども「ヤングケアラー」に関する三木市の実態調査で、市内の児童・生徒2224人のうち約5%(114人)が「(家族の)世話をしている」と回答したことが分かった。世話の内容は、家事やきょうだいの世話が大半で、学校や生活への影響を訴える回答もあった。市は「学校とも共有し、連携体制の充実に役立てる」とし、具体的な支援を検討する。(大山伸一郎)