障害のある人も高齢者も入りやすく、誰もが気軽に音楽を楽しめる店を目指したカフェ「OTTO(おっと)」(三木市緑が丘町中1)が4月、オープンから12周年の節目を迎えた。6日にあった街角ライブを皮切りに、月末まで毎週日曜日はアマチュアミュージシャンが集まり、ぬくもりあふれるステージで盛り上げる。(大山伸一郎)
2013年、前身の音楽喫茶を引き継ぐ形で、浅野清志さん(72)と智子さん(66)夫妻=緑が丘町本町1=が中心となって営業を開始した。地元住民ら常連客がボランティアスタッフとして協力しながら、2人は当初「5年間はやろう」と話し合っていたというが、音楽好きのお客さんに愛されて気付けば12年の年月を重ねた。
飲食メニューはセットでも700円、ドリンクは300円と格安で、弁当の持ち込みも可能という敷居の低さが特徴。清志さんが講師を務めるギターやドラムのレッスン場としても運営し、毎月1回の街角ライブや平日の公開練習など、さまざまなジャンルの音色や歌声が響く。
6日の開店記念ライブでは手作りのくす玉も用意され、マジックショーや演奏に40人以上が詰めかけた。4月は13、20、27日と毎週日曜日午後1時から音楽ライブを開催。また12日午後2時から、関西各地のライブハウスなどで活動する「ザ・てんぷくすたーず」が懐かしのグループサウンズを披露する。いずれもワンドリンク300円で入場できる。
「あっという間だった」と、オープンからの日々を振り返り、声をそろえた2人。「お客さんの優しさと支えで続けてこられた」という智子さんの言葉通り、6日のライブでも配膳や案内を来場客が手伝った。
清志さんは店を「おもちゃ箱のよう」と例え、「演奏する人も、歌う人も、聴く人も自由に好きな音楽を楽しんでくれる場所。みんなが作り上げてくれる空間だから、これからもできる限り守り続けたい」と大切にする。夫婦はいつも常連さんが奏でる音を楽しんでいる。
営業は正午~午後6時。第1、3、5土曜日は同8時まで。月、火曜日定休。おっとTEL0794・87・2021

























