「火事ですか、救急ですか」。5月、三木市消防本部に119番が入った。「夫の様子がおかしい」と動揺する女性に、通信指令員の消防士長鳩田真さん(29)は話しかけた。女性の話から、夫は心肺停止状態と判断。焦る女性からは正確な住所がなかなか聞き出せず、救急車の到着には少し時間がかかりそうだ。鳩田さんは「電話を切らないで」と冷静に呼びかけた。(小西隆久)
■口頭指導で市民の社会復帰に貢献
入庁5年目の鳩田さんは4月から通信指令室に勤務。中学生のとき、東日本大震災のニュース映像を見て、何もできないもどかしさに「困っている人に手を差し伸べる側になりたい」と消防を志した。























