放送終了前、笑顔で手を振る出演者ら=田園交響ホール
放送終了前、笑顔で手を振る出演者ら=田園交響ホール

 NHKの名物番組「NHKのど自慢」の公開生放送が13日、丹波篠山市北新町の田園交響ホールであった。200組がエントリーした予選を通過した20組が出演。6組の合格者から、西村光広さん(54)・愛子さん(48)夫妻=宝塚市=がチャンピオンに選ばれた。また、歌とともに丹波篠山市の学校給食の素晴らしさを伝えた栄養教諭小村杏奈さん(33)=丹波篠山市=が特別賞に輝き、会場を沸かせた。(堀井正純)

 NHK神戸放送局と丹波篠山市が共催。同市での開催は2018年以来8年ぶりとなった。本選のステージには、神戸市や西脇市など市内外から集まった中高生や会社員らが登場。ポップスや演歌、ミュージカルナンバーなど、それぞれの得意曲を歌い上げた。

 丹波篠山市西部学校給食センターに勤務する小村さんは、仕事着の白衣姿で舞台に。「おかあさんといっしょ」の「あさごはんマーチ」を元気な声で披露した後、「丹波篠山の学校給食は、全国学校給食甲子園で日本一になった愛情あふれる給食」とアピール。幼いころから歌好きといい、終演後、「出たかった番組。給食のPRができて大満足」と話した。

 ほかにも、市内からの出場者たちが活躍した。2年に一度開かれる「市民ミュージカル」に6回出演している看護師太田信幸さん(50)=同市河内台=は、美輪明宏さん作詞作曲の「ヨイトマケの唄」を熱唱。合格の鐘を鳴らし、ゲスト歌手でミュージカル俳優の石丸幹二さんから「ストーリーを届けている歌い方」と称賛された。

 丹南中学1年の井階琳音さん(13)も合格を果たし、ロビーで「友だちからLINEが殺到してます」とはにかんだ。

 ミュージカル曲で美しいハーモニーを響かせたチャンピオンの西村夫妻は「予選がベストで、本選は力みすぎた。チャンピオンに選ばれるなんてびっくり、信じられない」と驚きを語っていた。

 司会は地元兵庫出身の高瀬耕造アナウンサー。石丸さんのほか、デビュー40周年の歌手中村美律子さんもゲスト出演し、貫禄を示した。