唐古・鍵考古学ミュージアム(奈良県田原本町)で、学芸員手製の弥生土器のミニチュアが「ガチャガチャ」で販売され、静かな人気を呼んでいる。唐古・鍵遺跡の出土品を再現した精巧なカプセル玩具で、5日の販売開始から10日間で考古学ファンの中高年層を中心に約50個が売れた。これを目当てにミュージアムの場所を尋ねる問い合わせも増え、新たなファン発掘の期待も膨らむ。
型への合成樹脂の流し込み、成形、着色などの全てが文化財活用係の清水琢哉係長による手作業だ。1個200円。清水さんは「このミュージアムだけで販売しており、来館のきっかけになれば」と語る。
弥生時代を代表する巨大な環濠集落跡の唐古・鍵遺跡は、出土した土器が「第一様式」(弥生前期)から「第五様式」(弥生後期)まで分類され、年代判定の指標となったことでも知られる。ミニチュア土器は、この5種類のほか、学芸員こだわりの「シークレット」土器3種類もある。
高さは約4センチで、土器の焼き方による色の違いも忠実に再現した。























