午後5時46分の時報とともに黙とうする人たち=17日、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・中西幸大)
阪神・淡路大震災は17日、発生から29年を迎えた。犠牲者を追悼する行事が早朝から各地で開かれ、会場には鎮魂の明かりがともった。今も変わらぬ、亡き人への思い。祈りを重ねる人たちの表情に迫った。【特集】阪神・淡路大震災

能登半島地震の犠牲者を悼み、発生時間に合わせて黙とうする人たち=17日午後4時10分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・笠原次郎)
鉄人広場で黙とうする地元住民ら=17日午後5時46分、神戸市長田区若松町6、若松公園(撮影・長嶺麻子)
鉄人広場で明かりをともしていくボランティアら=17日午後5時40分、神戸市長田区若松町6、若松公園(撮影・長嶺麻子)
犠牲者の名前を記した銘板を前に、手で顔を覆う=17日午前6時53分、神戸市中央区加納町6、東遊園地(撮影・風斗雅博)
地震発生時刻で止まった大時計前で手を合わせる住民ら=17日午前5時47分、西宮市田中町(撮影・三浦拓也)
寒い朝に立ち上る炊き出しの湯気。追悼行事の後、豚汁やぜんざいが振る舞われた=17日午前6時28分、神戸市長田区日吉町5、日吉町ポケットパーク(撮影・大森 武)
大切な人の名前にそっとふれる=17日午前5時55分、西宮市奥畑、西宮震災記念碑公園(撮影・笠原次郎)
復興への歩みを重ねてきたまちの一角に「1.17」の文字をかたどった光が浮かんだ=17日午前6時32分、神戸市長田区御蔵通5、御蔵北公園(撮影・山崎 竜)
夜明け前の街明かりを背に、トランペットで鎮魂の音色を奏でる松平晃さん=17日午前5時46分、神戸市中央区神戸港地方(撮影・小林良多)
犠牲者を悼み、灯籠を流す参列者ら=17日午前5時32分、淡路市小倉、北淡震災記念公園(撮影・内田世紀)