斎藤元彦氏が再選した兵庫県知事選。斎藤氏の「絶対得票率」を市区町ランキングに続いて、稲村和美氏とのポイント差のランキングも作成した。いわば「勝ちっぷり」の指標で、斎藤氏は49市区町のうち37市区町を制したが、2桁差がついたのはトップの神戸市中央区(10・13ポイント差)だけだった。=記事末尾に49市区町のランキング
絶対得票率は、投票に行かなかった人も含む有権者の総数で得票数を割って算出する。
最も差が大きかった神戸市中央区では、斎藤氏の27・78%に対し、稲村氏は17・65%。有権者が10人いたとすると、3人が斎藤氏に、2人が稲村氏に投票した-といったイメージだ。
2位から10位までは5~8ポイント台の差だった。2位の多可町(8・74ポイント差)や8位の福崎町(5・55ポイント差)を除くと、10位までには神戸市内の6区や芦屋、姫路市という有権者数の多い都市部が並んだ。