屋敷成治さん(右)と高見政人さん

屋敷成治さん(右)と高見政人さん

 兵庫県の公立高校入試の本番が近づいてきました。2月17日には推薦入試や特色選抜の適性検査・面接が実施されます。生徒の選抜に関わってきた元県立高校校長、高見政人さん(63)と、受験指導に当たってきた元尼崎市立中学校校長の屋敷成治さん(62)に、推薦入試受験のポイントを聞きました。(聞き手・森本尚樹)

 -推薦入試は面接、小論文、適性検査などで生徒の合否が決まります。点数配分に統一されたルールがありますか。

 高見「評価の配分は教科テストの配分も含めて、各校で決めています。面接や教科のテスト以外に、調査書なども含めて総合的に判断します。それらの比重は、その学校がどういう生徒を入学させたいかによります」

 -推薦入試では全校で面接が実施されます。中学校ではどのような指導をしていますか。