留学生から選ばれた「外国人リーダー」を通じて、地域住民と来日した外国人の相互理解をはぐくむ取り組みが、神戸市兵庫区で広がっている。リーダーがイベントに参加したり、まちを巡って交通ルールを学んだりして、同じ国の仲間に橋渡しする。同区で暮らす外国人は10年で2倍近くに増えた。住民と外国人が地域の一員として認め合える関係を目指している。(尾仲由莉)
兵庫区では、1月末時点で9049人の外国人が暮らし、人口の8・2%を占める。2213人が中国人で、ベトナム人、ネパール人の順に多い。日本語学校も区内だけで4校あり、留学生が多いのが特徴だ。
2025年2月、兵庫区は独自で「外国人リーダー制度」を始めた。留学生から国ごとに数人の代表者を選抜し、24年度は7人、25年度は5カ国9人が活動。1年間の任期で、ふれあいのまちづくり協議会などが主催する川遊びや餅つきのイベントに参加してきた。
昨年9月には、まちの自転車に関する標識や路面標示を見て回るツアーを企画し、外国人リーダーら6人が参加した。兵庫署交通課の警察官や、外国人の生活支援などに取り組むNPO法人「Oneself(ワンセルフ)」のスタッフと一緒にまちを歩いた。























