高砂市の河川敷で2024年4月、車内で子ども2人を殺害したとして、殺人罪に問われた母親(29)に対する裁判員裁判の論告求刑公判が10日、神戸地裁姫路支部(馬場嘉郎裁判長)であった。検察側は懲役8年を求刑した。判決は2月19日。
起訴状などによると、同年4月9日、車内で練炭を燃やし、一緒に乗っていた長男=当時(10)=と長女=同(3)=を一酸化炭素中毒で死なせたとされる。
論告で検察側は、子どもたちに「バーベキューをする」と偽って事前に七輪を購入するなど、計画性と強固な殺意があったと指摘。「心神耗弱状態ながら、合理的に行動できていた」とした。
弁護側は、母親に「強い殺意があったわけではない」とし、重度のうつ病で芽生えた強い自死願望と「子ども2人を残せない」という思いなどから無理心中を図ったと主張。「心神耗弱状態で自分の行動をコントロールできなかった」とし、執行猶予付き判決を求めた。























