道路網の整備や通信インフラの進化、リモートワークの普及などで、都会の騒がしさから離れた地域に移り住む「田舎暮らし」の選択肢が増えている。神戸新聞社はLINE(ライン)を通じてアンケートを実施し、田舎暮らしの魅力や、暮らしたい市町(人口8万人未満)を聞いた。
アンケートは神戸新聞の双方向型報道「スクープラボ」の一環で7月末に行った。兵庫県内を中心に425人が回答した。
「兵庫県内で田舎暮らしするとしたらどの市町に住むか」では、丹波篠山市が最多となった。JR福知山線から大阪や神戸と往来しやすいことや、豊かな森や新鮮な食のイメージなどが影響したとみられる。

2位には「西海岸」を中心に投資が活発化している淡路市が入った。鉄道はないものの、バスや車で神戸の都心部まで1時間以内で移動できる利便性と、おだやかな気候、新鮮な海産物などが魅力を高めているようだ。

3位も淡路島の南あわじ市。神戸から距離はあるものの、観光開発が進んで活況を見せており、豊かな農産物や海産物も相まって人気を集めた。淡路島では、洲本市も5位に入った。



























