【上海共同】中国上海市と台湾台北市の都市間フォーラムが28日、上海市で開かれた。対中融和路線の最大野党、国民党所属の蒋万安・台北市長は「(台湾海峡に)荒波や緊張ではなく平和と繁栄が思い浮かべられることが私の願いだ」とあいさつし、中台間の緊張緩和を訴えた。
台湾メディアによると、キョウ正・上海市長は「中国大陸をより深く理解し、上海を知ってほしい」と述べ、中国訪問を歓迎した。
フォーラムは2010年から毎年実施され、今年で16回目。中国が台湾の民主進歩党(民進党)政権を独立派と見なしていることから中台対話は停滞しており、蒋氏は「中台間で唯一の公的対話の枠組み」として重視している。
























