プロ野球・阪神タイガースの村上頌樹投手が特殊詐欺や交流サイト(SNS)を介した投資・ロマンス詐欺の防犯ポイントを伝えるポスターを、兵庫県警が製作した。県内全警察署や公共施設などで掲示し、多発する被害の手口を紹介する。
昨年県内で確認された特殊詐欺の被害額は、約85億円(暫定値)で過去最悪。警察官などをかたり捜査名目で金をだまし取る「ニセ警察詐欺」が急増している。
県警が製作した啓発ポスターはA2サイズ、5千枚。特殊詐欺とSNS型投資・ロマンス詐欺の2パターンを用意した。特殊詐欺版は村上投手の投球シーンの写真に「ニセ警察詐欺に真っ向勝負」。昨年投手3冠に輝いた活躍に合わせ、国際電話、SNSへの誘導、ビデオ通話-の三つの防犯ポイントを紹介し「これらをホンモノの警察は絶対に使いません」と説明する。
SNS型投資・ロマンス詐欺版では野球のスリーアウトを題材に注意を呼びかける内容となっている。
県警生活安全企画課の担当者は「手口を知ってもらい、被害に遭わないように警戒心を高めてほしい」と話す。また同内容のA4サイズのチラシを10万枚作成。各署のキャンペーンなどで配布するという。県警の防犯アプリ「ひょうご防犯ネット+(プラス)」=QRコード=でも詐欺の手口を解説している。(長沢伸一)























