詐欺被害を防ぎ、2枚目の署長感謝状を受け取った関龍也さん=三木市本町3
詐欺被害を防ぎ、2枚目の署長感謝状を受け取った関龍也さん=三木市本町3

 兵庫県警三木署は7月29日、だまされて多額の電子マネーを購入しようとした女性(67)に声をかけ、詐欺被害を防いだとして、セブン-イレブン三木本町店(同県三木市本町3)の店長関龍也さん(44)=同市=に署長感謝状を贈った。これが2枚目の感謝状という関さんは「これからも被害を防ぐためにできることをしたい」と喜んだ。

 同署によると、6月24日午後1時50分ごろに来店した女性がレジで「電子マネーを30万円分購入したい」と告げた。関さんはいったんレジ登録をしたが、詐欺を疑ってメモを取る間、従業員が女性に購入理由を尋ねると「自分で使うけど、使い方は分からない」と答えた。

 さらに事情を聴くと「電子マネーで支払うように言われた」と話し、かばんから取り出した女性の携帯電話が通話状態であることに気付いた。「詐欺だ」と確信した関さんは、近くの交番に女性を連れて行った。関さんは「まだ詐欺があるんだというのが正直な実感。スタッフとも連携して対応できた」と振り返る。

 女性は、携帯電話に「1年間の携帯電話代29万9千円が未納になっている」とのメールが届き、返信すると「電子マネーで支払うことができる」との説明を受け、コンビニを訪れたという。(小西隆久)