「飛鳥・藤原の宮都」として世界文化遺産に登録されたキトラ古墳(奈良県明日香村)の国宝壁画のうち、西壁「白虎」の一般公開が1日、隣接する施設で始まった。30日まで。事前予約制だが、定員に空きがある日があり、文化庁が2次募集をしている。
キトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)は石室天井に天文図、東西南北を囲む壁に青龍や白虎など四神が描かれている。白虎は想像上の生き物で、古代では西の方角を守るとされた。
公開場所は「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で、見学は無料。壁画に使われた彩色材料や、同じく世界遺産になった高松塚古墳の壁画に描かれた白虎との比較について解説した展示もある。
文化庁の事務局ホームページと電話06(6281)3060で受け付ける。同庁の担当者は、中国・唐時代の墳墓にも似た四神が描かれているとして「世界遺産でも評価された『交流の証拠』として見て楽しんでほしい」と話している。
9月19日からは施設の開館10周年を記念して、白虎を除く四神が描かれた壁画の同時公開を予定している。
























