兵庫県宍粟市内の2施設が、ブルーベリー狩りのシーズンを迎えている。紫に色づいた実を摘み取り、そのまま旬の味を楽しめる。
観光施設「道の駅みなみ波賀」(同市波賀町安賀)では農薬を使わず、程よい酸味で食べやすい品種「ラビットアイ系」など約250本を育てている。冬に剪定(せんてい)したため、今年は例年と比べて大粒という。
同施設では農園で採れたブルーベリーを使ったジャムやシロップ、ソフトクリームを販売。同施設の福田友彦駅長(46)は「ブルーベリーを生かした商品もたくさん並ぶので、ぜひ味わってほしい」とPRする。
8月20日ごろまで。午前9時~午後5時(受け付けは午後4時まで)。1時間制。中学生以上600円、4歳~小学生300円。3歳以下は無料。予約不要。同施設TEL0790・75・3999
原観光りんご園(同町原)でも8月中旬まで、ブルーベリー狩りができる。酸味と甘味のバランスが良い品種「オザークブルー」など、約400本の摘み取りができる。
午前9時~午後5時(受け付けは午後3時半まで)。1時間制。中学生以上800円、4歳~小学生600円、3歳以下は無料。20人以上の団体は予約が必要。同園TEL0790・75・3600
(村上晃宏)