くるみ絵で書の世界観を表現する教山久仁子さん=神河町山田
くるみ絵で書の世界観を表現する教山久仁子さん=神河町山田

 神河町山田にある安楽寺の先代住職の妻、教山久仁子さん(90)が、書とくるみ絵を組み合わせた作品作りに取り組んでいる。20年以上、地元の老人大学で書道の講師を務めてきた。着物の端切れなどを重ねて仕上げたくるみ絵を80歳過ぎから始め、先月には町内で個展を開いた。教山さんは「100歳まで手を動かし続けたい」と意気込んでいる。(喜田美咲)