兵庫県の河川工事中だった同県伊丹市北部の天神川で5月8日未明、堤防が決壊して近くの1人が軽傷を負い、住宅12棟が床上・床下浸水した災害で、県は21日、施工業者による土のうの設置方法が県の計画と異なっていたと明らかにした。これにより水が流れる能力が低下したり、土のうが倒れやすくなったりし、決壊の一因になったとみられる。県も計画との齟齬を見過ごしており「監督責任を怠った」と認めた。
兵庫県の河川工事中だった同県伊丹市北部の天神川で5月8日未明、堤防が決壊して近くの1人が軽傷を負い、住宅12棟が床上・床下浸水した災害で、県は21日、施工業者による土のうの設置方法が県の計画と異なっていたと明らかにした。これにより水が流れる能力が低下したり、土のうが倒れやすくなったりし、決壊の一因になったとみられる。県も計画との齟齬を見過ごしており「監督責任を怠った」と認めた。