兵庫県立歴史博物館(姫路市本町)の所蔵品に、1本の万年筆がある。1945年9月、第2次世界大戦の降伏文書に日本が調印する際、重光葵外相とともに全権を務めた梅津美治郎参謀総長が使ったものだ。縁あって2000年に寄贈されて以降は収蔵庫で眠っていたが、昨年の県内巡回展で反響を呼び、今年は米国に貸し出す計画が本格化した。大戦を終結させた降伏文書の署名から2日で丸78年となる。
兵庫県立歴史博物館(姫路市本町)の所蔵品に、1本の万年筆がある。1945年9月、第2次世界大戦の降伏文書に日本が調印する際、重光葵外相とともに全権を務めた梅津美治郎参謀総長が使ったものだ。縁あって2000年に寄贈されて以降は収蔵庫で眠っていたが、昨年の県内巡回展で反響を呼び、今年は米国に貸し出す計画が本格化した。大戦を終結させた降伏文書の署名から2日で丸78年となる。