神戸の街中を颯爽と駆けるランナーたち=19日午前、神戸市中央区(撮影・風斗雅博)

 神戸マラソン実行委員会事務局によると、19日の神戸マラソンで、延べ577人の参加者が救護所などで手当てを受けた。救急車で病院に搬送された人も9人いたが、いずれも症状はめまいや嘔吐、転倒などで、命に別条はなかった。

 午前9時のスタート時は天候晴れ、気温11・5度、湿度70%のコンディション。午後1時時点のフィニッシュ地点の気温は15度で前年より2~3度低く、低体温症や過呼吸などの症状がみられたという。

 一方、コース周辺は午前7時から午後5時ごろまで交通規制を実施したが、目立ったトラブルはなかった。(前川茂之)

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